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      そして念願のチタンラインを冬ごもりの中、完成させました。 
      チタン細線の、より糸によるテーパーラインです。 
      チタン糸の種類、糸の太さ、ピッチの幅、糸の本数、 
      と、様様な組み合わせから、試行錯誤の挙句、 
      フックサイズ11番から16番まで使える、ラインに仕上げました。 
       
      ナイロンの比重が約1、フロロカーボンが約2、チタンは約4、5と 
      いうところです。 
      比重が重ければ、より細いラインが出来ます。 
      細ければ細いほど、風の影響を受けないと言うことです。 
      正確な振込みにもつながります。 
      そして、結果的には風の影響を受けないので、 
      毛鉤を飛ばすのに必要な重さだけの軽いラインが出来ます。 
      細さはフロロカーボンの約3分の1、総重量は約5分の3 
      というところでしょうか。 
       
      ラインが軽ければ、 
      オツリやドラッグがかかりにくいという好結果にもなりました。 
      チタンという性質上その直線性が良い方にむいています 
       
      他にも語り尽くせない良い点が数多くあります。 
      今はこのラインを常用しています。 
      ただし、カール、パーマしたら丁寧にほぐすようにします。 
      無理やりに引っ張るとチタンの性質上、折れてしまうからです。 
       
      長い説明になってしまいましたが、 
      それだけ思い入れが大きいと言うことです。 
      私のスーパーアイテムのひとつです。 |