その他の化粧品・香粧品について!!

{参考文献}理容・美容学習事典(1968年度版)

★は

★ふ

1.ファンデーション・クリーム 2.ブィニガー・リンス 3.フェース・パウダー
4.フェニルエチル・アルコール 5.フェノール 6.フォルマリン
7.フォルマリン・アルコール 8.フォルムアルデヒド 9.不乾性油
10.フクシン 11.プチグレーン油 12.フノリ
13.フノリ・シャンプー 14.ブライトニング・シャンプー 15.プラティナム・リンス
16.ブリリャンチン 17.プレッシング・オイル 18.プレーン・シャンプー
19.プレーン・リンス 20.プログレッシブ・
  シャンプー・ティント
21.プロセッシング・
  ソリューション
22.ブロム酸カリ 23.フロリダ香水 24.粉末状シャンプー
25.粉末状脱毛剤 26.粉末ドライ・シャンプー 27.
 

1・ファンデーション・クリーム ( Foundation cream )
   化粧下のことをファンデーションといい、その意味から化粧下地
   のクリームのこと。おしろいの付きをよくすることを目的とした
   もので、本質的にはバニシング・クリームとの区別はできにくい
   が、バニシング・クリームよりも化粧くずれのしないように、
   おしろいの付きを強めたものということができる。このために
   グリセリンを多く使ったりラノリン、植物油、流動パラフィン、など
   の油脂系のものを添加したりする。また亜鉛華や二酸化チタニ
   ウムなどのおしろいの成分を少し含ませたものもある。この型
   はわが国に多い。乾性の皮膚(あれ性)には、ラノリンなどの
   油脂を含めたものを、油性の皮膚にはその光沢を抑えるために、
   二酸化チタニウムなどを添加する。
  ★乾燥性に適した処方例:
   ステアリン酸 25%、脱水ラノリン 4%、トリエタノール・
   アミン 1.35%、グリセリン 9%、水 60.65%、
   香料は適宜。
   

2・ブィニガー・リンス ( Vineger rinse )
   酸性リンスのひとつ。プレーンリンスで完全に落とせない
   時、水または微温湯に酸性のリンス剤を混入して行う方法。
   酢とか酢酸を用いて行うリンスである。たとえば大さじ2杯の
   食酢を、約0.5リットルの水に溶き、プレーンリンスした頭毛
   によくかけてしませ、軟水でプレーンリンスして落とす。酢は
   特有の臭いがある為、臭いが消えるまで入念にゆすぎをする事
   が必要である。ブィニガーは酢・食料酢・酢酸の意味。
◎リンス
 

3・フェース・パウダー ( Face powder )
   こな白粉と一般にいわれているもの。主に化粧の仕上げを
   なすものである。
 

4・フェニルエチル・アルコール ( Phenylethyl alcohol )
   2種の異性体として
   α(アルファ)フェニルエチル・アルコール[ C6H5CH(OH)CH3 ]
   と、β(ベータ)フェニルエチル・アルコールとがある。
   普通、ベータのほうがローズ油ネロリ油などに
   含まれ、香料として重要である。フェニル酢酸のエステルを
   ナトリウムとアルコールとで還元するか、または塩化フェニル
   ・マグネシウムとエチレン・オキシドとの反応で、人工的に
   合成する。
 

5・フェノール ( Phenol )
   石炭酸ともいう。無色の針状結晶または白色結晶塊。
   水に溶け、特に有機溶媒に容易に解ける。消毒防腐に
   用いる。通常0.1〜0.2%水溶液にする。アルコール、
   油脂に溶かすと作用を失う。
 

6・フォルマリン ( Formalin )
   法定消毒液のひとつで、フォルムアルデヒドの30〜
   40%水溶液の商品名。日本薬局方のものは、フォルム
   アルデヒドを35%以上含んでいる。殺菌防腐剤として
   広く使われるほか、フェノール樹脂、尿素樹脂、の製造
   にも使われている。
     

7・フォルマリン・アルコール ( Formalin alcohol )
   消毒剤であるフォルマリンとアルコールを混ぜたもので、
   フォルマリンは組織に対して刺激性が強いので、これに
   アルコールを加えて局所の消毒剤として用いる。
  ★処方の一例
   フォルマリン 10、アルコール 1,000、ハッカ油 10
   

8・フォルムアルデヒド ( Formaldehyde ) [ HCHO ]
   メチルアルコールを酸化して得られる刺激臭のある無色の気体で、
   水によく溶ける。この水溶液(フォルマリン)は防腐剤・消毒剤
   として使われる。また、フォルムアルデヒドはゼラチン、ニカワなどの
   たんぱく質と結合してこれを凝固させ、水に溶けない物質を作るので、
   皮の加工や写真の乾板を作るときに使われるほか、石炭酸と作用させて、
   ベークライトなどの合成樹脂を作るときにも使われる。
 

9・不乾性油
   乾性油に対することばで、薄い層で空気中にさらしても乾いて樹脂の
   ような固体にならない油をいう。オリーブ油落花生油、などがこの
   中に含まれる。乾性油は塗料として多く用いられるが不乾性油は
   おもに食料や潤滑油として用いられる。
 

10・フクシン ( Fuchsine )
   ローズ・アニリンまたはマジェンタともいわれるトリフエニル・
   メタン系の赤紫色の塩基性染料で、固体は緑色をして光沢がある。
   水溶液は赤色であるが、これに濃塩酸を加えると無色となり、
   これを多量の水の中に注ぐと、ふたたび赤色になるという性質が
   ある。昇こう水の着色に用いられるほか、羊毛、絹など動物性
   繊維の染色に使われる。
 

11・プチグレーン油 ( Petitgrain oil )
   ニガダイダイの葉や小枝を蒸留して得られる黄色の油。パラグアイ・
   南フランスが主産地。主成分は酢酸リナロール、酢酸ゲラニオールで、
   一般に香粧品、特にオーデ・コロンの原料に用いられ、また人造の
   ネロリ油の調合用に使われる。
 

12・フノリ
   フノリ科の海草。潮の干満にあたる付近の岩石に付着して繁殖
   し、長さ10cm内外、紅紫色で表面がぬるぬるして光沢がある。
   煮汁は、ふのりで、これにはフクロフノリが普通用いられる。
   用途は衣料ののり付け、その他、化粧品の付着剤として用いられる。
 

13・フノリ・シャンプー
   海草の一種であるフノリを洗髪剤に応用して行うシャンプーの
   こと。この方法は汚れを取り去るとともに、頭髪に適当な湿りを
   与えるのに役立つので、以前は婦人の間で行われていた。
◎シャンプー
 

14・ブライトニング・シャンプー ( Brightening shampoo )
   カラー・シャンプーの一種で、過酸化水素水を用いて髪をさらす
   ことをいう。ブライトニングは明るい・輝いている・ぱっとしている
   などの意味で、さらされた毛髪の感じを示している。
◎シャンプー
 

15・プラティナム・リンス ( Platinum rinse )
   プラティナム・リンス剤を用いて行われるリンスのこと。おもに
   色の薄い白ばんだ金髪に光沢を出すために行われる。プラティナム
   は白金、いわゆるプラチナのことで、出そうとする光沢の輝きが
   似ているところから、このような名前が付けられたとみられる。
   一種の漂白剤を用いたリンスと考えてよい。
◎リンス
 

16・ブリリャンチン ( Brilliantine )
   つや出し油のこと。流動パラフィンに少量の香料とツバキ油が入って
   いる。広い意味では、ポマードもブリリャンチンということができる。
   わが国では現在ポマードとブリリャンチンの区別はない。
  ●=>ポマード
 

17・プレッシング・オイル ( Pressing oil )
   くせ毛の強い人、またはパーマネントのかけすぎを直すことを
   目的にした物理的製品。油脂・ワセリン・松脂・蝋(ろう)の化
   合物で(普通のポマードでもよい。)毛髪にホット・プレッシング・
   アイロンをかけながら伸ばしていく。プレスの後は毛髪は柔らか
   く粘りついたり、油じみてはいけない。毛髪の組織によっては
   再びくせがもどる場合があり、このときはウェービング・オイル
   すなわち流動パラフィンを原料とした普通の香油をつかう。
 

18・プレーン・シャンプー ( Plain shampoo )
   せっけん系統(固形・粉末・液状・クリーム状・ゼリー状の各種。
   この洗髪剤は、洗髪の際、持続性のある泡を生じ、泡の表面張力に
   よって、頭毛からフケなどの汚物を浮び上がらせる作用が強い。
   洗浄力が強く、感触もよいが、アルカリが頭毛の皮脂分まで洗い
   去る為につやを失い、パサパサになる。硬水では泡立ちが悪い。)
   のシャンプー液と湯を用いて行うシャンプーで、最も一般的に行わ
   れている。
◎シャンプー
 

19・プレーン・リンス ( Plain rinse )
   ゆすぎ(リンス)の一種。薬物・香料・油などの入っていない清水
   とか微温湯などでゆすぐ方法のことをいう。
◎リンス
 

20・プログレッシブ・シャンプー・ティント ( Progressive shampoo tint )
   漸効性のヘア・ティントのこと。染料と石けんを混じてぬるま湯で
   溶かしたものを塗布する。過酸化水素でさらした毛には、最も
   美しく着色する。
 

21・プロセッシング・ソリューション ( Processing solution )
   毛髪を還元するために用いられる薬液(ソリューション)のこと。
   二液法(二浴法)のコールド・ウェーブを行なう際に使われる
   第1液のこと。主成分はチオグリコール酸アンモニウム溶液
   pHを8.5〜9.6に調整してある。プロセスは進行・過程・方法を
   意味する。
 

22・ブロム酸カリ [ KBrO3, )
   臭素酸カリウムのこと。水酸化カリウムの水溶液に臭素を
   通すと、臭化カリウムとともに生成する白色の結晶または
   結晶性の粉末。アルコールに溶けない。分析試薬として重要
   である。この1〜2%溶液はコールド・ウェーブ・ソリューション
   の第2液として用いられる。
 

23・フロリダ香水
   化粧水の一種で、ラベンダー油・ベルガモット油を主な香料
   として少量の水を加え、アルコールに溶かしたもの。
   オーデ・コロンと同じように地名からきた名称。
 

24・粉末状シャンプー
   粉末石けんに添加する希釈剤(充填剤)としては硼砂(ほうしゃ)、
   セスキ炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウムなどの
   弱アルカリのほか、泡立ちをよくするためにサポニンを加えたり
   硬水に対する抵抗性を高めるために、燐酸3ナトリウムを加える
   ことがある。最近では、シャンプーを湯に溶いたとき、粘りを与え
   かつ洗浄力を高めるためにCMC(カルボキシ・メチル・セルロー
   ズ)を1〜2%添加することもある。
  ★処方例
   石けん末 20%、炭酸ナトリウム 60%、硼砂末 20%、
   香料は適宜
◎シャンプー
 

25・粉末状脱毛剤
   脱毛剤の一種で粉末状のもの。これにはアルカリ土金属の硫化物が
   使われる。使用するときに水または微温湯を加えて練り、ペースト
   状にして使う。塗布後、酸性リンスで処理しなければならない。
  ★処方例
   硫化ストロンチウム 60%、亜鉛華 20%、澱粉 20%
◎脱毛剤
 

26・粉末ドライ・シャンプー
   ドライ・シャンプーの一種でドライ・シャンプー用の粉末シャンプー
   を使って行う方法。粉末シャンプーは硼砂(ほうしゃ)、炭酸マグネ
   シウム、ソープ・バーク、サポエン、オリス根、麦粉、白土、タルク、
   澱粉、などからできており、これを頭に適量にふりかけ、15〜20分
   放置して頭皮や頭髪の油や汚れをシャンプーに吸収させ、その後、
   ブラシでよく梳かして頭皮や頭髪に付いているシャンプーを落とす
   物理的な方法で完全に汚れを取ることはできない。パーマネントを
   かける前や、毛染めをする前の洗髪方法としては不適当で、病人など
   水分を使って洗髪することができない人に対して行う方法。
◎シャンプー


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