日本女子の髪型の歴史

★印はイラスト付きの説明です。
  髪型名: 歴史:
(垂髪)
たれがみ
「ひとすじたれがみ」ともいう。
古墳・大和の時代から平安・鎌倉・室町と各時代を通じての女子の髪型です。
(振分髪)
(ふりわけがみ)とよむ。飛鳥・奈良・平安・鎌倉・室町時代中期までに見られた髪型。
  (頭上一髻)
「ずじょういっきつ」と読む
奈良時代から平安時代初期にかけ仏教伝来中国の文化の輸入に伴い新しい髪型が入ってきた。
(ずじょういっけい)ともいう。髻(もとどり)を一つ作ったものを頭上一髻と言い、この髪型は初めは男子の髪型だった。
また、このもとどりを頭の上に二つ作ったもので銀杏返しを思わせる型や島田髷のようなものを頭上二髻といった。
  (根結い垂れ髪)
根元を一つに束ねて後ろに垂らした簡単で最も古典的なもので
大昔から行われた髪型。現代でもよく見られる髪型。桃山時代には
武家の女房に多く見られ、民間では前髪を短く切りそろえて根を
白の元結いで結んだもの、元結いを広く巻き付けて髪を短く切った
ものもあった。
(鬢そぎ)
「びんそぎ」と読みます。
平安時代後期・鎌倉時代・室町時代中期に行われた女子の髪型。
(大垂髪)
「おすべらかし」と読みます。
室町時代中期ごろ行われた宮中女官の髪型。
  (唐輪)
「からわ」と読みます。
鎌倉時代末期から室町時代初期にかけて流行した髪型。
(禿)
「かむろ」と読みます。
室町時代から江戸末期に起こった女子の髪型。
笄髷
「こうがいまげ」江戸時代の女子の髪型。変化によっていろいろな
髪型がある。先笄・おばこ結び・勝山髷・片手髷・片外し等。
おばこ結び
幕末(江戸初期)から明治時代、主婦が結った髪型。
(勝山髷)
「かつやままげ」と読みます。1716年〜89年(享保から天明)の
江戸時代中期に行われた女子の笄(こうがい)を使った髪型。
後古丸まげともいう。
先笄
(さきこうがい)江戸中期、関西の既婚婦人の髷として流行。
片手髷
江戸時代中期頃に関西にて流行。
  玉結び
江戸時代に結われた髪型ではあるが、これに似たものは
平安時代にもあった。
片はずし
江戸時代に大奥の上級女中が結った髪型。
  島田
江戸時代全期にわたり非常に沢山の髪型があった。
しめつけ島田・やつし島田・投げ島田・小万・腰折り・小枝(さえだ)・
きりずみ・結び島田・とりあげ・根細・文金・つぶし島田・かけおろし・
いたこ・吉原・高島田などがあった。
  つぶし島田
江戸時代後期(18世紀後半)
島田髷を押しつぶしたように髷を低く結った髪型。
島田くずし
江戸時代後期(18世紀後半)
しの字・しのまき・いとまきともいう。しの字返しともいう髪型。
  文金高島田
江戸時代(18世紀)−−>現代(花嫁)
男子の文金風から変化した。針うちともいわれたという。
銀杏返し
(いちょうがえし)とよむ。江戸時代末期から昭和の初期にかけて
流行。
下げ下地
江戸時代後期、公家階級の髪型。
(武家上流階級の奥方、姫君の髪型の説も)
  ふくら雀
江戸時代末期以降に13歳〜20歳位の女児の髪型。
唐人髷の変形である。
  蝶々髷
江戸時代末期から明治にかけ10歳前後の少女に
結われた髪型。
  兵庫髷
(ひょうごまげ)とよむ。寛永〜寛文時代にかけての10年位に
かけて流行。横兵庫髷というのもあった。
  唐人髷
(横兵庫髷)
江戸時代末期から明治時代にかけ流行。
  稚児髷
江戸時代から明治にかけ結われ、元は貴族の元服前に
結ったものが後に少女に結われるようになった。唐輪に
似た髪型である。
  達磨返し
江戸時代から明治にかけての中年女性の髪型。
天神髷
江戸時代〜明治時代に15才から20才の女子の髪型で流行。
立兵庫
江戸時代後期〜明治時代に流行。(18世紀末)
兵庫髪ともいう。
煙草盆
明治時代の8〜12才位の少女の髪型。
  鍋町髷
(なべちょうまげ)明治維新以後に流行した髪型。
(西洋上げ巻)
明治時代におこった髪型。
束髪(洋髪の前身)の代表的な髪型。
花月巻き
明治27年から28年頃に流行。(夜会結び)として流行。
揚げ巻き
明治時代に流行。花月巻きが少しづつ変化しアゲマキと
呼ばれるようになる。
(西洋下げ巻)
明治時代におこった髪型。
束髪(洋髪の前身)の代表的な髪型。
英吉利末結び
(イギリスむすび)とよむ。明治16年頃鹿明館時代に流行。
束髪
明治18年頃に流行。(15〜16世紀頃)洋風結髪として流行。
  下田式前髪
明治35年頃に流行(下田歌子の考案)
  庇髪
(ひさしがみ)とよむ。下田式前髪から発展していく。
おでこ隠しともいう。
  二百三高地
明治時代に流行。
七三まげ
大正時代に流行。この頃から左右対称が少なくなった。
(女優まげ)ともいう。
アルプス
大正時代末から昭和10年頃に流行。
  ボーイッシュ
スタイル
1920年頃(ダッチカット)・1924〜1930年(ギャルソンヌ)
シングルボッブ−−>ヘップバーン−−>セシールと名が変化する
ダッチボップ
海外で1920年に流行。
日本に入ってきたのは大正末(1926年〜27年)〜昭和に流行。
ウィンド・ブロウン・ボップ
1920年代に流行したショートカット。
  ページボーイ・
スタイル
1937年頃〜現代
淑髪
(しゅくはつ)とよむ。昭和15年頃に大阪で流行。日本理容連盟が考案。
  シニョンスタイル
昭和時代(戦前)ポニーテールを束ねたもの。
  ポニーテール
昭和20年(1947〜48)ごろから終戦と共に流行した髪型。
ヘップバーン・
スタイル
1953年後半(イタリアンカットともいう)から1954年夏頃に流行した
髪型。
新日本髪
髪の少ない人でも結える、戦後流行した髪型。
カリプソ
スタイル
昭和32年頃に流行。浜村美智子がしていた髪型として流行。
セシールカット
昭和33年、春から夏頃に流行。
クラップライン
昭和33年頃に流行。実りの秋をイメージした髪型。(クロォプ)ともいう。
  マッシュルーム
カット
マッシュルーム(きのこ)を連想させる髪型で
若い女の子たちに流行した。
聖子ちゃん
カット
歌手の松田聖子がこの髪型でデビュー。若い女の子たちに流行した。
 
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