香料製品と化粧品の総称で、この両者の区別は、今日では
もはやなくなっているので、香粧品と総括して呼ぶのが適当
である。なぜなら、香料製品であるローションも、そのアルコ
ールの殺菌作用、清涼な収れん作用などによって、また香料
そのものの持つ殺菌作用によって、著しい化粧作用を持って
おり、ことに化粧品においては、香料を含まない化粧品は
今日ではもはや考えられない。消費者は化粧品の芳香の
良否によって、その化粧効果を良否を判断する標準ともして
いる状態なので、商品としての化粧品には、香料は大切な
成分を成している。化粧料に芳香をつけることは、西洋では
紀元前から、我が国でも約350年前から行われている。