もうひとつの夢の降る街

 


お便りのお返事がなかなか書けなくて、お返事の+αになればいいなぁと思いペーパーを作り始めました。そのタイトルが、何を隠そう『夢の降る街』だったりします"^_^"
いちばん最初のペーパーは、1993.12.発行。時々、番外編等も出して見たりの不定期、不定形発行で…現在、Vol.21でちょっとストップ。
まあ、近日中に、Vol.22を作りたいとは思っているのですが…(^^ゞ
このページでは、過去のペーパーに載せたポエムorお喋りの中からいくつかをご紹介したいと思います。


『現在(いま)』          1993.2.12


1.時折、僕は考えることがある
  あなたのそのあたたかい笑顔が
  いったい何処からやって来るのか?
  やさしさっていったい何だろう?
  思いやりってどういう事を言うのだろうか?
  おしえてほしい
  そんなに我が儘を言ったおぼえはないつもり
   
何を望んだわけじゃない
    
ありがとうの一言がほしかっただけ
  現在
(いま)、僕たちは 砂漠の中あてどもなく彷徨っている


2.物騒な、世の中になったものだね
  毎日テレビからは暗いニュースが
  溢れるように流れてくるのさ!
  ねぇ、いったいどうしてなんだろう?
  僕たちは進む道を間違えてるみたいだ!
  かなしいことに
  僕たちの地球
(すみか)は少しずつ壊れかけてる
   
何を望んだわけじゃない
    
ごめんネの一言がほしかっただけ
  現在(いま)、ニュースで“矢ガモ”が救出されたとつげていた

★ペーパー「夢の降る街」 Vo.1より、
この作品は、友人が、次のフレーズを使って、
“何を望んだわけじゃない/ありがとうの一言がほしかっただけ”
“何を望んだわけじゃない/ごめんネの一言がほしかっただけ”
詞を作ってみてといわれて、作ってみたものです(^^ゞ


無題


心配しなくても大丈夫だからね!
こんな事くらい、
へっちゃらさっ
そう
笑って言える
自分が
ちょっぴり
愛しい
             1994.2.19

★この年の1月25日、リハビリの時、ホットパックで火傷をしてしまいました(^^ゞ
右足の膝裏、ぷっくり、ぷくぷく、エクレアが…!(10cm×5cm位の範囲)
そんな、お話しの次のページに添えたポエムです。



▽▲▽リレハンメル・メモリアル


大切なことは
結果じゃないと思うんだ!
まわりは
結果がすべてみたいな
言い方をするかも知れないけれど
メダルをとったとか
とれなかったとか
一番だったとか
ビリだったとか
そんな結果よりも
大切なことは
どれだけ
ベストを尽くせたか
と言うこと

その時
その瞬間に

だから
それがたとえ
誰にもわかってもらえなくても
それは
自分自身が
一番知っていることだから
“嘘がつけない”
それが
一番大切なことだと思うんだ!
                 1994.2.20

★Vol.3 (1994.3.1発行)より


詠夢は、トークが苦手だァ(>_<)

今回ご紹介するポエムは、
《心は何時も揺れ動いている》というタイトルの作品です。
自閉症気味?の少年<特定のモデルはいません>の想いを、代弁したポエム、それをうけて、彼に宛てたお便りという設定です。


ひとりぼっちは さびしいけれど
  そっと ひとりにしておいてもらいたい
    ときがある

“頑張って”のひとことよりも
“何やってんだよ!”のひとことに
  心動かされることがある

たくさんの言葉をもらうことよりも
たった ひとことが
  うれしかったりする

抱きしめてもらうよりも
  みつめられているときの方が
    ドキドキしたりする

雨の日は
雨の日で

  風の日は
  風の日で…

      《心はいつも揺れ動いている》 1993.3.14


淋しがりやの君へ


最近、“こみゅにけ〜しょん”について、真剣に、考えたりします。“らしくない”って笑い声が聞こえそうです。君の気持ちを代弁したくて、詩を書きました。
“ことば”って不思議ですよね。何気ない一言が、人を傷つけてしまったり、逆に励ましていたり…。投げ掛けた言葉が、本人の意思と掛け離れて、思わぬ受け止められ方をされてしまって、ただ、ただ(びっくり)!!
そういうことって、よくありませんか?
君は、不器用だから、思っていることが、言葉にならないんですよね。物事に対して、無関心なわけじゃない!!でも、不器用で、いつも誤解されてしまって、ひとり、孤独の海のなか…。そうですよね?
君に、ひとつ、お願いがあります。
君を傷つける物事に対して、決して、臆病になったりしないで下さい。誤解を恐れたりしないで…。たくさんの言葉が、必ずしも、“コミュニケーション”の緻密さを示すバロメーターになるとは限らない!!黙って、ただ、そっと、そばにいるだけで、伝わる想いも確かに存在する!!そう思うのです。だから、心配しないで、私はここにいるよ、いつでも君をみているから…。 4/29 詠夢

★Vol.4(1994.5.1発行)より


『頑張ってね!』           1994.8.25


あの頃よりは、少し強くなれたかしら?
そう問い掛けてみる

“まぁだだよぉ”の声が
どこからともなく
聞こえてくる

まだまだ
脆い
まだまだ
未熟

でも
“未熟”ということは
これからの
可能性を秘めた
不安定ではあるけれど
無限大の言葉

もう少し頑張れそうかしら?
そう問い掛けてみる

“大丈夫だよ!”の声が
“頑張ってね!”の
言葉とともに聞こえてくる

そうだね、頑張らなくちゃ
先へ進めないものね!

★Vol.6(1994.9.1発行)より


『無題』          1994.11.5


君に出会えてよかった
短い間だったけれど
私はしあわせだったよ
そして 驚きの連続だった
小さな命は
かたちを変えてしまったけれども

忘れないからね
君のこと
ずっと

約束だよ

君が私に届けてくれた
笑顔を掌にのせて
そっと
温めながら…
君との短い時間を想いおこすだろう

君と出会えてよかった

★星になった、かくれんぼ(我が家に住みついた、野良猫が生んだ子猫)と、それ以前に飼っていた我が家の犬達へ
★Vol.7(1994.11.7発行)より


『ホモ・サピエンスに与えられたもの』   1995.1.25


大いなる地球(たましい)にたいして
私たちは あまりにも
傲慢過ぎはしなかったか?
ストレスの爆発をみるたびに
地球(たましい)の嘆きをきくたびに
自戒の念は募るばかり…

  便利になったよね!
  私たちの生活(くらし)
  でも 便利さと引き換えに
  地球(たましい)はどんどん蝕まれ
  ストレスは極限状態

いったい誰が追い詰めた?
それは 私たち
わずかばかりの便利さと引き換えに
とりかえしのつかない道を
歩んで来てしまった 私たちの罪
そして これは罰
甘えすぎていた私たちに与えられた
哀しくて 切ない 真実


『新しいシナリオの為に』         1995.1.25


シナリオは突然書きかえられた
その日
その場所には
いつもとかわらぬ朝が
なぜか 訪れてはくれなかった

生と死を分けたその一瞬
何もかもが崩壊してしまった恐怖の瞬間は
スロー・モーションのように
くりかえし くりかえし
頭の中を かけめぐる

TVが映し出す映像は
私たちを 揺り動かし
眠っていた何かを 目覚めさせた

そして 何かが芽生えはじめた

いま 私たちは
心と心を結びつけ
たがいに1つになろうと
暗闇の中で模索している

21世紀へ向けて
私たちは 育てなおしの チャンスを
与えられたのかもしれない
“悲劇を悲劇のままにしていてはいけないよっ”って
だから
“原点に戻ろう”
“新たな出発をはじめよう”
たがいに心をよせあって
新たな1歩を歩みはじめよう
今度は間違えないように
1歩ずつ確かな道を

★ゆるやかな、目覚めを…
 兵庫県南部地震の直後だったので、何度も悩んだのですが、悩んだ末に載せました。
★Vol,8(1995.2.4発行)より


『春のおもかげ』          1995.4.5


季節は
うつろひ
とりどりの
風景が
セピア色した想い出に
回帰してゆく中で
さくらの美しい季節には
君のおもかげだけが
薄紅色に
くりかえし くりかえし
甦り
こんなにも 長い
君の 不在に
ふたたび 気づかされる

★Vol.9(1995.4.7発行)より


★Vol.10(1995.6.13発行)より

おじゃま虫 詠夢が行く〜。

何処へ?等とは聞かないで下さいねぇ。
え〜と、ですねぇ。
詠夢のポエムが、中山めぐみさまの本“You Were Mine”に3つもポエムがおじゃまをしているのです。
『君に恋をした』、『Message…』、それから『Green Time 冬の季節 -君の心は温室の中で-』です。
前回の本“秘密主義の卵”にもおじゃましていましたし…、便箋にも何度かおじゃましていたりして…。
でもって、今度は、一緒に本を出すことになりました。
サークル名:すずらん -lily of the valley-
第1弾の本は、8月発売予定で詩画集です。
タイトル:『その脆き魂
(こころ)とともに』
(略)


『自然の在り方について』        1995.6.11


花の季節に
花が咲くのが
嬉しい

雨の季節に
雨が降るのが
望ましい

望ましいもの
望ましくないもの
色々と在るけれど

季節の流れの中で
緩やかに咲く時代の華

混迷の季節に
混迷の思想が生まれるのは
仕方のない事なのかもしれない

 


『無題』         1995.8.15


8月
それは
祈りの月

流された血の量よりも
尊き命が
最も軽いモノのように扱われた
歪んだ月

覚えておこう
どんな命でも等しく尊いと言うことを

心に書き留めて忘れずにおこう
人類が生き続ける限り
戦後というものはないのだと言うことを

私たちは
私たちの小さな力を集めて
21世紀を模索する
永久に存在しないで欲しいと願うもの
それは――

★Vol.11(1995.8.13発行)←本当は、8.15発行より

 


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